5月26日(火) 好きに理由はない

Fumi Fumi Sta~tio~n ♪     好きに理由はない
そういったのは たしか「冬ソナ」の女性主人公だったと思います

かつてそのタイトルで この作家を紹介しました
16のときに出会って以来 好きで好きで  作品よりも行程のメモを集めた「手帖」を読みあさり
20代の終わりにイタリアにいたときには フランスの片田舎ルールマランにある 
彼のお墓にまで行ってしまった  アルベール・カミュ
まさしく好きに理由などなく  ただひたすら好きだった

二十歳を過ぎてからは 三島由紀夫も 同じように 軌跡を追いかけました
ただし「三島」に対しては 彼の品格ある文体が好き という確かな理由があった
もし 座右の書 という言い方があるのなら 私のそれは迷わず 【美徳のよろめき】ですね


いまね 水戸岡鋭治さんのデザインを追いかけているのは そんな20代体験以来なのですよ
たまたま偶然に JR九州の 
普通列車なのに革張りシートの車両に 乗り合わせたことがきっかけで
他はどうなの あの列車はどうなっているの  と次々に興味が沸いて

つぎには 氏の故郷である岡山の 超低床路面電車MOMOや クロや 
果ては和歌山のたま電  いちご電車 おもちゃ電車まで 見たくなって・・・

この場合は なぜ好きなのか それは見りゃわかるでしょ てなもんかな
ただいま写真の整理中で まだまだ見ていただきたいショットが
こまっちゃうほど 目白押しです

それは 乗ってきたことを自慢するなんて次元ではなく
そのデザインの 気負いのない素晴らしさを ひとりでも多くの方に見ていただきたい
こんな素敵な電車を 日常使いの足として 
普段にふつーに使っている人たちが 羨ましくて仕方ない いいなあ の羨望ショットなのです
九州出身のアーティストが多いのは 水戸岡さんのデザイン物のせいかな とも思いたくなるほどでね


で 水戸岡さん 岡山~小豆島を結ぶ普段使いのフェリーまでデザインしているのだ・・・
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もう 拝みたくなります アタシ
デザインなんて 大上段に構えているものではなくてね  酷使されるべきものこそ 公共のものこそ
正しいデザインが なされていないといけないのですよ
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Commented by アリスとテレス at 2009-05-27 22:21 x
>酷使されるべきものこそ 公共のものこそ
正しいデザインが なされていないといけないのですよ。

そうですね。(力はいってますね)
まさしく、国内でも80年代頃から注目され始めてきた「バリアフリー」の考え方ですね。この場合はちょっと違ってもう少し広い意味の「ユニバーサルデザイン」でしょうか。
なぜ最近注目されるのかは、お○主導の公共施設を予算ありきで造りすぎた反動なのでしょう。しかもデザイン性無視の。
本来、施設や公共の建築物や商品などは人間が使うものなので使いやすくするのは当然ですね。
とりたててデザインがどうのこうのと強調しなくてもいいのではと言うのが個人的な考えです。ただあまり言い過ぎるとよくないのでこの辺で失礼します。
Commented by 三陸村上商会 at 2009-05-27 23:53 x
おぅ、アルベール・カミュ!

読んでました。今でも当時(高校生あたり?)の文庫本何冊か持ってます。

私も思います。
人間、好き嫌いに理由など無い…。好きだから好き、嫌いだから嫌い。
嫌いより好きが多い…、いいじゃん、ってね

カミュ、柳田国男、ヘッセ…、私の課題です
Commented by メビウス at 2009-05-28 00:27 x
この2、3年でこの「UD(ユニバーサルデザイン)」という
言葉を耳にし、そしてその構造なども目にして
「行きとどいた」レイアウトになっているのを見ると
「バリアフリー」が進歩してよかったなぁ、と思ってしまいます。

というのは、コレまでの「バリアフリー」というモノにが
とても無機質さを感じていたからなんです。
とりあえず「段差を無くした」とか「スロープにしてみた」とかに
ついては「物理的処置」は施しておきました、ハイおしまい!
、みたいなカンジがコレまでの「バリアフリー」だったような気が
しています。
すいません、ボクもウダウダ書きすぎました。